名無しさん

e-Tax の接続障害の原因は、パーキンソンの法則で説明がつく

公開日: 2022-03-23 07:19:17 (777文字)
思ったこと

2022年3月14日から15日にかけて、e-Tax で接続障害が発生した。国税庁によると、同システムへのアクセスが集中したことで、サーバーの処理が追いつかなくなってしまった事が原因とのこと。

このニュースで頭に浮かんだのが「パーキンソンの法則」だ。

パーキンソンの法則とは、英国の歴史・政治学者シリル・ノースコート・パーキンソンが提唱した法則で「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」というもの。

代表的な例として――

――といった感じで与えられた時間を全て使ってしまい、ギリギリに終わることが多いということだ。

この法則を当てはめてみると、確定申告の最終日は15日なので、多くの人は14日、15日にやろうとしたのだろう。パーキンソンの法則にピッタリ合致しますよね。

時間に余裕があればあるほど「まだやらなくても大丈夫」という心理になるのでしょう。

再発防止策――――

この接続障害への再発防止策として、サーバーそのものを強化しろ!みたいな意見を耳にしたんだけど、それだと、なんだかもったいないような気がする。

確定申告は毎年のことなので、最終日が一番混み合うということを国税庁はわかっているはずだ。それならば、e-Tax のサイトやパンフレットで14日・15日は処理が重くなることが予想されるので、なるべく早い時期に行うよう呼び掛けていれば、今回の接続傷害は回避できていたのでは?と思った。あるいは、地域によって提出期限をずらしてみたりとか。

e-Tax の利用日をずらすようにお互いが協力すれば済む話なのであれば、一年の内のたった1~2日の為だけに、サーバーそのものを強化するのはお金がもったいないと私は思います。

今回の接続障害は、アイデアで解決できる問題のような気がしました。


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