あいさつをした方が良いのか？

あいさつをする方が得である
得とは、気分が良くなるとか、人間関係が円滑になるということだ。例えば、自分がお店を経営しているとして、お客さんに挨拶をしなかったらどうなるか？挨拶をしなかったら「感じの悪い店だな」と思われる可能性が高い。逆に挨拶をした場合は、良く思われるか、もしくは、挨拶をして当たり前なので特に何も思わないのだちらかだろう。なので、挨拶をしないのは「損」をする可能性が高く、挨拶をした方が「得」となる。

挨拶するだけでも気分が良い
登山や出掛け先などで見知らぬ人とすれ違いざまに挨拶をされる事ってたまにありますよね。そんな時って気分が良くなりませんか？自分から挨拶をした時、悪く思われる事ってほとんどないと思うのです。むしろ、気分が良くなってくれると思うのです。もしも、自分の挨拶で相手の気分が少しでも良くなったとしたら、素敵じゃないですか。自分の気分も良くなります。脳科学者の中野信子さんによると、相手を思いやる行動は、脳科学的に幸せホルモンが出るのだそうです。

林修さんのTV番組で紹介されたエピソード
アメリカのパウエル元国務長官さんのエピソード。彼がホテルへ車で行ったときのこと。そのホテルは駐車場係が駐車スペースまで車を運転することになっていました。ところが、その駐車をするスペースによっては、出し易い場所と出し難い場所があり、後者だと出庫までに時間が掛かるのです。そこでパウエルさんは駐車場係に聞きました。「出し易い車と出し難い車の違いは何かあるのかい？」すると、駐車場係の人は答えました。「ちゃんと挨拶をしてくれるお客さんの車は出し易い場所に、挨拶をしない客の車は出しづらい場所に止める」とのこと。つまり、挨拶をした方が「得」というエピソードです。

横断歩道で道を譲ってもらったら
私は運転者さんに軽く会釈するようにしている。会釈されれば、悪い気はしないだろうし、そうであれば、また誰かに道を譲ってくれるかもしれない。一人でも道を譲ってくれる運転手が増えたらいいなという願いも込めて、私は軽く会釈するようにしている。

挨拶をすることで少しは社会が良くなるかもしれない
例えば、公衆トイレに立ち寄ったら掃除中だったとする。その時に「こんにちは」と声を掛ければ、相手の人も良い気分になるし、誰かの役に立っていると実感するのではないか？。その結果、手を抜いて仕事をする人が減る可能性もあるし、お互い気分が良い。そんな感じで、たかが挨拶かもしれないが、少しは社会の役に立つと思います。