戦争に巻き込まれたら、命を守るために即時無条件降伏すべきなのか?
公開日: 2022-03-24 06:21:19 (646文字)
更新日: 2022-03-24 06:20:57
更新日: 2022-03-24 06:20:57
ロシアとウクライナの戦争が続いており、双方による話し合いも噛み合わない状態が続いている。
ウクライナが取れる選択肢は、話し合いで解決するか、戦うか、無条件降伏か、の3つだ。しかし、話し合いがまとまらないので、現在の選択肢は、戦うか、無条件降伏か、のどちらかしかない。
この件で、橋本徹さんやテリー伊藤さん、玉川徹さんらが「(無条件降伏をしてでも)これ以上の死傷者を出さないようにするべきだ」みたいな事をおっしゃっていた。
確かに命は大事だし、命よりも重いものはないと思う。
しかしだ。
自分の国や町にミサイルや砲弾が飛んできて建物が破壊されたり死傷者が出れば、ジッとしていられない気持ちになると思う。何とかしなければ…、戦わなければ…、という何かが沸き上がってくるような気持ちになると思う。そんな時に、戦わず、何もせずに無条件降伏という選択肢を選べるのだろうか?
実際、ウクライナの人は今のところは徹底抗戦している。
命よりも大切なものはないと思う。論理的に考えれば「たとえ国が無くなったり、外国に占領されても、命が助かったじゃないか」という考え方が正解なのかもしれない。しかし、人間には感情があるので、当事者が戦争の初期段階で無条件降伏を選択することは非常に難しく、多くの人が「戦う」という選択肢を選ぶと思う。仮に、その選択が間違っていたとしても、それが民意であれば、それに従うしかないのでは?と思いました。
無条件降伏を選択する時というのは、戦うことができなくなった時であり、それ以外にないのではないか。