足裏のウイルス性イボをアルミテープで治した話

最初はタコかウオノメだと思った。
足の裏に、2～3ミリくらいの大きさで皮が厚くなって硬くなったものができたことがある。いつできたのか、また、どの順番でできたかは覚えてないが、全部で4か所くらいだろうか。痛みなどの症状はなく、最初はタコかウオノメだろうと気にもしていなかった。忘れた頃に足裏に体重が掛かると圧迫されて痛みが出るので、そういう時は、爪切りで表面を切り取ったりしていた。切り取ると、痛みは消えてなくなった。

それぞれを見比べると、なんだか一つだけ違うのがある。
ある日、それぞれを見比べた時のこと。じっくりと観察してみると、一つだけが他のものと少し違って、ゴツゴツというかザラザラというか凸凹してしているのだ。他のものは、皮は厚いが、わりと普通の肌を触ってる感じ。で、ネットで調べた結果、他と違っている一つは、タコやウオノメではなく、ウイルス性のイボだと判断した。つまり、ウイルスが皮膚に感染しているのだ。

ウイルス性のイボだと判断した理由
ウイルス性のイボだと判断した理由は、表面がゴツゴツ、ザラザラ、凸凹していること。次に、良く見ると、黒い点のようなものがいくつかあること。この黒い点は、縦に伸びた毛細血管らしい。他にわかったことは、このウイルスは角質層には進入するが、それより内部には進入できないらしい。(進入すると、人間の免疫で退治されてしまうのだそう)。で、驚くことに、このウイルスは何らかの手段で毛細血管を自分のいるところまで延長させて、血管内の栄養を奪い取って生きているらしい。思えば、爪切りで切り取ろうとした時、たまにだが、痛みなく血が出ることがあり、「表面の皮を切っただけなのに何で出血するんだ？」と不思議に思っていたが、それは、おそらくウイルスが延長させた毛細血管を切ってしまったからだろう。「ああ、だから血が出たんだな」と納得した。

ダクトテープで治療するという記事を発見
いろいろ検索して調べてみると、ダクトテープを張るだけでイボが完治したというネット記事をいくつか発見した。それを試したという皮膚科医のページもあった。他にも、ダクトテープを張って本当に治るのかという研究論文？もあったような気がする。

なぜ、ダクトテープで完治するのか？
どうやら、テープの接着剤が炎症作用を引き起こし、その作用でウイルスが死滅するのだそうだ。(仮説？)。まあ、試したところで、危険性はないだろうと、さっそくアルミテープがあったので試してみた。

アルミテープで試してみたら本当に治った。
風呂に入る時はテープを剥がして洗い、風呂上がりに新たなテープを張るという事を繰り返した。で、どうなるかというと、皮膚が白くふやけてきました。そして、十分にふやけてきたら、そのふやけた皮を剥いていくということもしました。そんなことを繰り返しているうちに、綺麗な皮膚になってウイルスごと剥がれてしまったようです。あれから数か月経過していますが、再発はしていません。炎症はしていなかったように思いますが、ふやけることで除去できたんだと思っています。

最後に
アルミテープを張る時、ついでに持っていた水虫薬を塗ったりもしていたので、その効果もあったかも？しれません。