名無しさん

タバコは時間の無駄。だからやめられた。

公開日: 2021-07-15 05:41:52 (1068文字)
更新日: 2021-07-15 05:39:12
習慣 健康
もう何年も前の話になるのですが、当時の私は浴室で換気扇を回しながらタバコを吸っていた。なぜ浴室で吸うのかというと、密閉されているので、匂いが外に漏れないし、浴室外の壁や天井をヤニで汚す事もないからだ。浴室内ならヤニで汚れてもお湯で洗うこともできるわけだし。

ある日、恐ろしい事に気が付いた。
当時は、毎日2箱(40本)ほど吸っていて、一本吸う時間を5分として計算してみると、、、

5分×2箱(40本)=200分=3時間20分

タバコを吸う時は、座っているだけで、他に何かをしているわけではない。毎日タバコを吸う為だけに3時間20分も時間を使っているのは、人生の無駄使いだと思った。

まず行ったのが、減煙。
で、まず行ったのが、減煙。タバコを吸う時間を決めて、少しづつ本数を減らしていこうという作戦だ。でも、これは失敗だった。「次に吸えるのはいつだ」という気持ちがずっと頭にこびりついて、我慢するのが苦痛でたまらない。

次の作戦は電子タバコ。
電子タバコはニコチンなどの有害成分が含まれていないという国産の商品を選んだ。吸ってみると、甘い香りでおいしい。煙というか水蒸気もタバコのようで、本物のタバコを吸っている感覚に近い。これなら、壁や天井を汚さないので室内でも吸えるし、肉体的にも害はないだろうと思った。

しかし、、、
やっぱり本物のタバコが吸いたい。吸う動作や煙はタバコに似ていても、タバコの満足感が得られない。これだと、タバコを吸いたいという気持ちから離れられないと強く感じた。

徐々に減らす方法は無理。キッパリとやめるしかない。
徐々に減らす方法は無理なので、キッパリ止めることにしました。方法は簡単です。買わなければいい。「吸いたいけど我慢」という意識を「諦める」に変えるよう意識しました。とはいえ、最初の1日、3日、一週間、半月、一月、と、やめた直後ほど吸いたいという気持ちが頭から離れません。「我慢が辛いのは今だけだ」「ここで吸ってしまったら、努力が水の泡だ」「時間が経てばだんだんと楽になる」と、自分に言い聞かせながら時間を稼いでいきました。時間が経過するほど、我慢するのが苦ではなくなるのは事実です。

もう5年以上吸ってない。
もう5年以上タバコを吸っていません。電子タバコも処分しました。でも、映画やドラマでおいしそうにタバコを吸っているシーンを見ると、やっぱりタバコを吸いたくなる時があります。おそらく、目の前にタバコがあったら吸っているでしょう。タバコを止めても、吸いたいと思うことは時々ある。だけど、別に吸わなくてもいいやという感じです。

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