サイト運営をしていると、不安に襲われることがある。その対処法。
更新日: 2021-12-29 09:15:32
メンタルが弱いというのもあるかもしれないけど、アフィリエイトなどサイト運営を続けていると、時々、不安に襲われることがある。
どんな時に不安になるのかというと「○○はもうオワコン」といった不安を煽る記事に囚われてしまった時や、アクセス数が伸び悩んだり下落傾向から抜け出せない時などです。
- 自分のやり方、考え方が間違っているのではないか?という不安
- このままアクセスが増えることはないのではないか?という不安
- 成功している人を見て、自分には到底無理ではないか?という不安
検索エンジンの変動に対する不安
アクセス数や検索順位を過度に気にしたり、検索エンジン対策に関する記事を読み耽っていると、数字や情報に囚われてしまい、不安な気持ちが増大して大きなストレスになることがある。
検索エンジンのアップデートが起きる度に、一喜一憂したり、運営の方向性を変えたりするのは、検索エンジンの掌で踊らされているようで嫌です。
まず、検索エンジン(google)のガイドラインは遵守するとして、それ以外の第三者が提供する検索エンジン対策の情報に関して、それが正解なのかどうかは誰にも分らない事ですし、仮に事実だとしても、アップデートの度に変わっていく事もあり得ます。
検索エンジン(google)は、あらゆるページを機械的に解析して、「使う人が満足する質の高いページ」順で表示しています。その評価手法は定期的にアップデートされますが、「使う人がより満足するように」という方向性は今後も変わらないはずです。googleの中の人が言っているように、googleにどう評価されるかではなく、使う人にどう評価されるかを考えて運営していれば、どんなにアルゴリズムがアップデートされても、その都度慌てる必要はないはずです。そして、そういうサイトが変動に強いサイトということになるのではないでしょうか。
仮にアルゴリズムの変動でアクセスが下落しても、上記のようにユーザー目線で運営していれば、「次の変動では復活するかもしれない」という「希望」とともに自分を信じる事ができて、その変動を乗り越えていける原動力になるのではないか。
そう考えると、精神的に楽になりました。
精神的に楽だと気力が枯渇することなく続ける事ができます。
収入に対する不安
専業でやっている人、つまりアフィリエイトの収入のみで生活をしている人は、死活問題でしょう。まず、将来のネガティブなことをイメージしてしまいがちですが、そうやってネガティブの方を意識するとかえって不安が大きくなります。何が何でもサイトだけで食べていくというのであれば、前向きに、「では、どうするか?」と具体的な対策を考えるしかありません。例えば、こんなサイトを作ったらどうだろう、とか、今のサイトにこんな機能を付けてはどうだろう、といったように。何かを考え続けたり、常に頭の片隅にでも気にかけていると、突然アイデアが浮かんでくることもあります。そういったアイデアが閃くと、それが希望になります。
あと、普段からできる事は、収入が減った時に備えて貯えを作っておくことです。また、収入が増えたからといって、車を買ったり、生活レベルを簡単には上げないことです。特に毎月固定で費用の掛かるものは、できるだけ買わない方がいいです。生活レベルを上げるのは簡単ですが、逆に下げる事はなかなかできないものです。お金を掛けずに幸せを感じる事ができれば最強です。お金の掛からない趣味とかは最強でしょう。
結局は自分をどうコントロールするか
アフィリエイトでもサイト運営でも一番大事な事は、 悲観的な気持ち にならないこと。悲観的な気持ちになると、一気にやる気が失せてしまいますから。
不安を意識すると、かえって不安が大きくなる
不安という感情が生まれるのは人間なので仕方がない。でも、不安に目を向けるか向けないかのコントロールはできる。不安に目を向けないで、不安の根本的な原因は何か?そして、その原因を解決するためにどうしたらよいか?を考える事に目を向けるべき。そうやって前向きに考えながら行動すると、不安が小さくなっていきます。なぜなら、解決する方向に一歩進んでいるわけだから。
ネガティブな情報から距離を置く
ネガティブな情報を知ることで間違いに気づいたとか、前向きに受け止められればいいですが、そうではなく、より不安になってしまうような時は、そういった情報から距離を置いた方がいいです。ネガティブな情報といっても、大抵は将来の予測とか一個人の考えなので、客観的に捉えましょう。
自分のサイトを客観的に見て、気づいた点を改善していく
自分のサイトを客観的に見てみると、色々と気づく事があるはずです。例えば「リンクの色が薄くて識別しづらい」とか「記事の内容が薄いな」とか「イメージが暗いな」などです。改善点だけではなく、サイトにこんな機能があったら便利だな、というアイデアも考えてみましょう。アイデアが浮かぶと「もしかしたら、うまくいくかも!」という希望が持てます。
自分がそう感じるという事は、その他大勢のユーザーも同じ印象を持つかもしれません。なので、自分の感覚を信じて修正していけばよいと思います。
そうやって、細かい事でも前向きに行動していると、不安な気持ちが小さくなって「もう少し頑張ってみよう」という気持ちになれます。
気分転換・お酒
お酒を飲んで気分が晴れて、また頑張ろうと思えるのであれば、お酒もいいでしょう。ただし、お酒を飲んでも何も解決しません。気分転換の為であればまだしも、嫌な気分から逃れるために飲むのは危険です。
気分転換・運動
適度な運動は精神面、肉体面においても非常にいいです。脳の血流も増えるので、アイデアが浮かんだり、気分が良くなるといった効果が期待できます。何か閃いた時は、忘れずにすぐにメモやスマホなどに記録しておきましょう。アイデアが浮かぶと、たとえそれが小さなアイデアでも、希望になります。
睡眠を削らない
よく言われる事ですが、睡眠はやっぱり大事です。しっかりとした睡眠をとった方がアイデアも閃きやすいし、集中力も上がります。(上がるというか本来のパフォーマンスを発揮できる)。他にも、やる気などメンタル面でも良い影響を与えてくれます。
サイトのデザインを変えてみる
デザインが変わってもアクセス数は変わらないでしょう。だけど、気分は変わります。髪を切ったり、服を着替えると気分も晴れるでしょう。それと同じです。
開き直る
不安に対してどうにもならない問題もあります。例えば収入。こうすれば解決するという絶対的な回答はありません。だから苦しくなるのです。そのまま苦しい状態が続いてしまうと、サイト運営自体を辞める事にもなりかねません。辞めるくらいなら、開き直ってしまうのもアリです。
自分は自分、他人は他人。くよくよしていても仕方がない。やることはやっている。べつに死ぬわけじゃない、と開き直ってしまう。こう考えると、けっこう楽になります。
気長に待つことも大事
いろいろと手を打ったからといって、すぐに検索からの評価が高くなるなど、効果はすぐに表われないものです。まだかまだかと焦ってもメンタルが消耗していくだけなので、あまり神経質にならずに気長に待つことも大事かもしれません。短期決戦ではなく、長期戦で考えましょう。作業を忘れて楽しめる趣味などを持つことも必要だと思います。