サイクリングの魅力は爽快感と冒険気分を味わえるところで、他にも6つの良いところがある
更新日: 2022-01-24 15:58:23
境川河口から見た江ノ島(神奈川県)
撮影日時: 2020/01/30 16:24
人と接するのが不得意で引きこもり気味な私ですが、サイクリングはとてもいい遊びになりました。
サイクリングといっても、お店などには一切寄らない直行直帰スタイルで、もちろん一人サイクリングです。
私のサイクリングは、主に川沿いのサイクリングロードを 3~4時間かけて 40~60km くらい走るという感じです。(幹線道路は自動車やオートバイが怖いので避けてます)
ちなみに、ママチャリではダメです。ママチャリは短距離用なので、すぐに疲れてしまいます。ママチャリよりもワンランク上のスポーツバイクに分類される自転車を用意しましょう。(私の折りたたみ自転車をスポーツバイクというと笑われるかもしれませんけど)
スポーツバイクであれば、ママチャリよりも格段に軽くて速く走れるし疲れません。運動経験が無くても、乗り方に慣れれば半日くらいのサイクリングは普通にできますよ。
サイクリングの魅力
爽快感が味わえる
サイクリングの爽快感は、追い風の時ほど強く感じる事ができます。なぜなら、風が背中を押してくれるから。
体がとても軽くて「今日は体調がいいな」なんて思いながら、まるでスポーツ選手になった気分。いつもよりペダルが軽いのに、いつもよりスピードが出るので「俺すげぇ」という気持ちになります。
でも、それは自分の力ではなくて、風と自転車のおかげ――。
風と自転車のおかげなのに、自転車との一体感もあってか自分の力で進んでいると錯覚しちゃいます。そして、その時が一番爽快であり「体を動かす気持ち良さと喜び」を感じる瞬間でもあります。
サイクリングでの爽快感を私の言葉で表現するならば「空を飛んでいるような感覚」あるいは「軽く一歩を踏み込むだけで一気に何メートルも進む感覚」でしょうか。
行きも帰りもずっと追い風だったらな、といつも思います。
冒険気分が味わえる
サイクリングで遠出をすると、遠足や小旅行のようなワクワク感や冒険気分が味わえます。
神奈川県の境川サイクリングロードを下って初めて海まで行った時のことです。河口の先から「江ノ島のシーキャンドル(展望灯台)」が見えた時は何とも言えない感動がありました。(ページ上部の画像はその時に撮ったものです)
片道2時間のサイクリングで海まで出かけるなんて、引きこもり気味の私からしたらちょっとした冒険です。
試しに、以下のサイトで自宅から半径20~30キロを確認してみて下さい。かなり遠い所まで行ける事がわかるでしょう。
はんけい(地図を使って半径を調べるサイト)
https://www.cloudwoods.jp/hankei/pc/
子供の頃に「自転車に乗ってこんなところまで来ちゃった」というワクワク感や冒険気分を味わったことがありますが、その時と同じ気分を味わえるところもサイクリングの魅力の一つではないでしょうか。
サイクリングの良いところ
誰にも会わなくて済む (直行直帰)
直行直帰のサイクリングなので人との接触はほとんどありません。人とすれ違う事はありますが、こちらは自転車なので気になる事はありません。一瞬の出来事です。遠出するのに誰にも会わなくていいって素晴らしいです。
食料、飲み物は持参
食料と飲み物を持参すれば直行直帰が可能です。飲み物は自動販売機で買ってもいいですし、公園で水を飲んでもOKですね。食料は、おにぎり、パン、プロテインバーなど片手で食べられる食品が便利です。
私は以前、蓋付きのカップにオートミールとカットしたバナナとプロテインを入れて持参していました。今は、おにぎりです。(自分で握ったもの)
トイレは公衆トイレ
コンビニのトイレを借りるのは嫌なので、公園の公衆トイレを利用しています。公衆トイレは毎日?掃除がされているようで、汚いトイレに遭遇した事はありません。
私がサイクリングコースを決める時は、公衆トイレがあるかどうかで決めています。(地域によっては夜間に閉鎖されるトイレもあるので注意です)
私のサイクリングは、トイレの為に遠出しているようなものだなといつも思います。
休憩は誰もいない公園とか橋の上で
サイクリングロードには休憩所が整備されておりますが、そういう所ってロードバイク乗りに占拠されているので私は近づきません。だって、ロードバイクだらけの中に自分だけ折りたたみ自転車って何だか恥ずかしい気がするから…。
なので、私はサイクリングロード沿いの人通りのない橋の上とかで休んでます。サイクリングロード沿いなので、サイクリング中の人が休憩していると思われるだけなので、不審者に間違われる事はないでしょう。
そのほか、人のいないところ(畑の脇道とか)でおにぎりを食べたりとかですね。サイクリングの途中で、外で食べるおにぎりは、具が「ごはんですよ!」だけでもすごく美味しいですよ。
社会とのつながりを感じる事ができる
走行中に挨拶したりされたり
サイクリングロードで散歩をしている人もいるわけですが、すれ違う際に挨拶される事がありました。挨拶されると気分がパッと明るくなりますね。もちろんこちらも挨拶を返します。
道を譲ってくれた車に挨拶する
横断歩道で止まってくれる車はほとんどいません。そんな中、停車してくれる車に対しては軽く会釈するようにしています。道を譲ってもらえるだけでも、自分も社会の一部なんだなと感じる事ができます。なので、運転手さんに軽く会釈するようにしています。
トイレ掃除のおじさんに挨拶
公園のトイレを利用する時に掃除のおじさんと会う事があります。その時はこちらから「こんにちは」と挨拶するのですが、普段誰とも会話をしない自分にとって社会とのつながりを感じる瞬間でもあります。こういう挨拶は苦手ではありません。だって挨拶だけで会話はしないので。
上手いとか下手とかあんまり関係ない
私はスポーツが嫌いです。その理由は、投げる・打つ・蹴る・走る…など上手くできないから。上手くできないと面白くないですよね。
でも、自転車は上手いとか下手とかはあんまり関係なくて、誰でもそこそこ乗れてしまいます。そこもいいところですね。
長い時間楽しめる
サイクリングって、運動経験のない私でも 3時間~4時間くらい乗り続けることができるんですよね。もちろん休憩も挟みますよ。だから長い時間楽しむ事が可能です。
それ以上のサイクリングはまだ未経験ですが、ガシガシこがなければ問題なくできそうな気がします。
遊びなのに有酸素運動にもなっている
サイクリングって遊ぶ感覚で楽しんでますけど、ちゃんと有酸素運動にもなっているんですよね。有酸素運動なのに遊び感覚でできるのは、サイクリングが辛くない運動だからです。辛くないので「もっと遠くまで行ってみたい」という気分にもなります。
遊びなのに有酸素運動にもなっているって得した気分ですよね。
疲れを感じにくい
そもそも自転車って楽に移動する為に発明された乗り物だと思うので、疲れ難くて当然ですよね。(辛いのは上り坂くらい)
私なんて運動経験がほとんどないですが、それでも 3時間~4時間くらいで 40~60km ほどのサイクリングを難なくこなせますし、疲れを感じる事もほとんどないです。
自転車って、ずっとペダルを漕いでいるわけではなく、足を止めている時間も結構あります。だから疲れ難いのかもしれません。
1時間で200キロカロリーくらい消費できます
私の場合、1時間のサイクリングで200キロカロリーくらい消費できます。200キロカロリーをご飯に換算すると、お茶碗に 3/4 くらいのご飯となります。(ご飯一膳 0.5合。 267キロカロリーとして)
サイクリングをすると、とにかくお腹が空きます。毎日3時間くらいサイクリングをすると、一日4食にしないと体重が維持できません。そして、自転車の維持費よりも食費の方が大きくなります。
食費が嵩むのはデメリットかもしれませんが、たくさん食べても太らないというのは嬉しいですよね。
お金が掛からない
自転車本体は6万円ちょっとしましたが、維持費は毎月2~3千円くらい。内訳はチェーンルブ(チェーン用のオイル)とか消耗品とかです。(乗る頻度や距離によって変わります)
ロードバイクはお金が掛かりそうなので最初から選択肢にはありませんでした。あと、本格的に自転車をやっている感じに見られたくなかったので…。
自転車の維持費は安いですが、乗れば乗るほどお腹が空くので食費は増えます。上の項目に書いた通りで、1時間乗って 200キロカロリーだとすると、小さなおにぎり一つくらいのエネルギーが必要となります。おにぎりを自分で作れば 30円前後、外で買うなら100円前後になるでしょうか。
お金が掛からないとはいえ、サラリーマンや学生が仕事や勉強に励んでいる最中にサイクリングを楽しむというのは、かなり贅沢な遊びになってます。