サイクリングにフェイスマスクを使ってみての感想

僕の使っているフェイスマスクは目出し帽みたいなやつ。目の部分だけ穴が開いていて、あとはすっぽりと頭から首元まで被るやつだ。材質はポリエステルで生地は薄いが、肌が透けるほどではない。夏の日焼け対策にアマゾンで購入した。

最初は勇気が必要だった。
届いたフェイスマスクを被ってみるとテロリストみたいで、これを被って外に出ることに最初は勇気が必要だった。でも、自転車って誰かに見られても、すぐに通り過ぎてしまうので、漕いでいる時はあまり気にならない。そして、同じようにサイクリングしている人でも同じようなマスクをしている人は何人かいた。

首元よりも下まで覆える長さの方がよかった。
今使っているのは、首元までの長さがあるのだけれど、シャツの襟とフェイスマスクとの境い目に少し隙間ができてしまうので、首元よりも下まで覆える長さのものを選んでおけばよかったかもしれない。隙間があると、隠しきれない部分が日焼けするだろうし、冬はすきま風が入って冷たい。

暑くない。
ポリエステル素材で、常にサラサラしていて快適です。肌に密着するので、風を直接感じる事ができるし、そのために汗も乾きやすいです。

風で飛んでいく心配がない。
帽子のように飛んで行ってしまう恐れがないのがいい。安心感があります。

呼吸について。
今使っているのは、ポリエステル素材で生地が薄いタイプなので、呼吸は普通にできました。冬に風邪用のマスクを付けると、呼吸の水蒸気で口元がベチョベチョになったりしますが、通気性が高く、そういった事もない。

飲み食いする時も大丈夫。
首元まであるフェイスマスクを下からペロッと口が出るまで露出すれば、飲み食いには困らなかった。

夏は日焼け防止用に、冬は防寒になる。
夏の日焼け防止用に買ったのですが、冬は防寒の効果もありました。暖かいというわけではないけれど、冷たい風が直接肌に当たるのを防いでくれるのは、それだけでも大きいと思いました。

虫対策に(ユスリカ対策)
川沿いのサイクリングロードなど水のある所に行くと、ユスリカという体長2ミリくらいの羽虫が大量発生していることがよくあります。人を刺したりすることはないのですが、無数のユスリカが玉状に集まってその場に浮遊している為、どうしても顔や体にくっついてしまい、非常に不快です。でも、そんな時にフェイスマスクがあると、ユスリカが直接顔に当たる不快さを軽減してくれます。ただし、少しでも隙間があると、そこから入り込んでくることがあるので、徹底的に隙間を防いだ方がいいです。

マスクとしての効果は薄いだろう。
通気性があり、呼吸も楽ということは、菌を抑えるフィルターとしての効果は、ほぼないか、薄いと思われる。(飛沫は抑えられるかも)。ただ、サイクリング中にそのようなマスクを装着すると、呼吸の水蒸気でベチョベチョになり不快感極まりないと思う。